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文学を学んだ後に、映画界入りし、91年に、エリック・バルビエ監督の「燠火」“Le brasier”で衣裳デザイナーとしてデビューする。その後、中世から今世紀初頭にまで及ぶ、コメディからシリアスドラマまで、さまざまなジャンルの衣裳を担当し、とりわけレジス・ヴァルニエの『インドシナ』(92)、マリオン・ヴェルヌーの『ラヴetc.』(96)などで、高い評価を得た。本作『イースト/ウエスト〜遙かなる祖国』では、当時の記録を丹念に調べ、色、材質、スタイル、時代風俗の知識を身につけ、マリーのシルエット、アレクセイの無口、サーシャの情熱、ガブリエルの毅然さといった、それぞれのキャラクターの性格を際立る衣裳に、彼ならではの創意を盛り込んだ。新作は、10年ぶりとなるバルビエの監督第2作で、オリヴィエ・マルティネス主演の「闘牛士」“Toreros”の後、ハリウッドに渡り、ロバート・ラドラムの傑作ミステリー「暗殺者」をマット・デイモン主演で映画化する「ボーヌの正体」“The Bourne Identity”と、フランスでソフィー・マルソー主演のミステリー「ベルフェゴール、ルーヴルの幽霊」“BELPHEGOR - LE FANTOME DU LOUVRE”を手掛けるなど、太西洋をまたにかけて活躍している。また、ニナ・コンパネーズのテレビ作品や、舞台衣裳も数多く手がけている。
91 「燠火」“Le brasier”(エリック・バルビエ)
92 『インドシナ』(レジス・ヴァルニエ)
93 「ジャスティネン・トルーヴェ、あるいは神の私生児」
“JUSTINIEN TROUVE,OU LE BATARD DE DIEU”(クリスチャン・フェシネール)
94 「ロジーヌ」“Rosine”(クリスチャン・キャリエール)
95 『青春シンドローム』(セドリック・クラピッシュ)
『太陽と月に背いて』(アグニエシュカ・ホランド)
96 『猫が行方不明』(セドリック・クラピッシュ)
『L.S.D.〜LOVE,SEX & DRUG』(ヨランド・ゾーベルマン)ビデオ公開
『ラヴetc.』(マリオン・ヴェルヌー)
97 「ドクター・チャンス」“Docteur Chance”(F.J.オッサン)
98 『リュシアン/赤い小人』(イヴァン・ル・モワーヌ)
『イースト/ウエスト 遙かなる祖国』(レジス・ヴァルニエ)
99 「リラ・リリー」“Lila Lili ”(マリー・ヴァーミロー)
「月の羽をむしるのは誰?」“Qui plume la lune?...”
(クリスティーヌ・キャリエール)
2000 「闘牛士」“Toreros”(エリック・バルビエ)
2001 「ボーヌの正体」“The Bourne Identity”(ダグ・リーマン)
「ベルフェゴール、ルーヴルの幽霊」
“BELPHEGOR - LE FANTOME DU LOUVRE”(ジャン=ポール・サロメ)
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