1939年、アルジェリア生まれのフランス人。17歳のときにアルジェリア独立戦争が勃発し、一家でフランスに移住する。73年に「砕かれた夏」“L'師� fracass氏hで作家デビュー。80年に、自らの祖父の体験をもとにした「フォート・サガン」がアカデミー・フランセーズ小説大賞を受賞、一大ベストセラーとなり、人気作家の仲間入りを果たした。84年の同作の映画化にあたっては、監督のアラン・コルノーと共同で脚本を執筆し、『インド夜想曲』(89)でもコルノーと組んだ。レジス・ヴァルニエ監督とは『インドシナ』(92)の共同脚本に参加、歴史大作にスケール豊かなロマンティシズムをみなぎらせる手腕を発揮したのが認められ、ロシア人脚本家たちとともに、本作の共同脚本メンバーに加わった。また、93年の「向かいの人たち」“Les gens d'en face”(ジェズ・ガレ)、94年のテレビシリーズ「ラデツキー行進曲」“Radetzkymarsch”など、テレビ作品の脚本も多く手掛けている。現在はパリの出版社、スイユ社の文学顧問を務め、小説家としての近作に、「恋人たちの曙光」“L'aurore des bien-aimes”、「貴族」“Grand Seigneur”などがある。

●映画脚本作
84 『フォート・サガン』(アラン・コルノー) 原作も
89 『インド夜想曲』(アラン・コルノー)
92 『インドシナ』(レジス・ヴァルニエ)
98 『イースト/ウエスト 遙かなる祖国』(レジス・ヴァルニエ)
99 『キャラバン』(エリック・ヴァリ)