88年に『欲望のトライアングル』(ビデオ公開)でデビュー。エロティック・ドラマからコメディまで、幅広いジャンルで活躍し、とりわけ先鋭的な女性監督カトリーヌ・ブレイヤ監督とのコラボレーションとなった『ヴァージン・スピリト』(88)『堕ちてゆく女』(96)などで撮影監督としての名声を築く。98年、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の『ヴァンドーム広場』では現在と過去を行き交う重厚な心理ドラマに相応しい陰影に富んだ映像美が高く評価され、セザール賞候補になった。また、2000年のセザール賞作品賞に輝く『他人の味』(仮題)でも複雑に交錯する群像劇をシャープなカメラワークで軽快にとらえ、作品世界に貢献、その的確な手腕に注目が集まった。なお最新作は、大ヒット映画『アステリクスとオベリクス』の続編となる「アステリクスとオベリクス/クレオパトラ大作戦」“Ast屍ix & Ob四ix: Mission Cl姉patre”。『ディディエ』のアラン・シャバが監督第2作のメガホンを執り、クリスチャン・クラヴィエ、ジェラール・ドパルデューの名コンビに、モニカ・ベルッチがヒロインとして加わっている。

88   『欲望のトライアングル』(クリスチャン・フランソワーズ)ビデオ公開
     『ヴァージン・スピリト』(カトリーヌ・ブレイヤ)
90   「天使のようにみだらに」“Sale comme un ange”(カトリーヌ・ブレイヤ)
93   「背信」“Trahir”(ラドゥ・ミアイルヌー)
94   『カンヌ映画祭殺人事件』(アラン・バルベリアン)
96   『堕ちてゆく女』(カトリーヌ・ブレイヤ)
97   『ディディエ』(アラン・シャバ)
     『プレイバック』(ジェラール・クラウチック)
98   「豊かな生活」“Train de vie”(ラドゥ・ミアイルヌー)
     『ヴァンドーム広場』(ニコール・ガルシア)
     『イースト/ウエスト 遙かなる祖国』(レジス・ヴァルニエ)
99   『他人の味』(アニエス・ジャウィ)仮題
2001 「アステリクスとオベリクス/クレオパトラ大作戦」
     “ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRE”(アラン・シャバ)