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1972年生まれ。父は映画監督&脚本家のセルゲイ・ボドロフ。幼くして俳優になることを夢見ていたが、父の猛反対にあい、モスクワ大学史学科に入学。94年に卒業後は、大学院でイタリア・ルネッサンス絵画を学んだ。その間、父の監督した「白い王、赤い妃」“White King, Red Queen(Bely korol, krasnaya koroleva)”(92)などにエキストラ出演する。大学卒業後の96年、『コーカサスの虜』に監督助手として参加するが、主人公ワーニャを演じる俳優が見つからず、父の決断によってカメラテストを受けるや、演技経験のないまま、ワーニャ役に即決。結果的に、主役デビューとなったこの作品での好演が認められ、俳優として次々と出演オファーが舞い込み、国際派俳優の道を歩む。97年のカンヌ映画祭《ある視点》部門に出品された『ロシアン・ブラザー』でも絶賛され、2000年にはその続編にも引き続き主演している。なお、本作『イースト/ウエスト 遙かなる祖国』は、彼にとって初のフランス語映画出演作となり、撮影前の数ヶ月間、フランス語と水泳の特訓を積んで、物語の鍵を握るサーシャ役に挑んだ。モスクワのテレビ番組では人気トークショウの司会者としても活躍している。新作は、ジェニファー・ジェイソン・リーと共演した英語映画「三文映画」“The Quickie”に引き続き、父セルゲイ・ボドロフが監督した「熊のくちづけ」“Bear's Kiss”に主演し、サンクト・ペテルスブルグ、スウェーデン、ドイツで撮影中。またその合間に、父の脚本を映画化した「姉妹たち」“Sisters”で監督デビューも果たすなど、父親譲りの多才ぶりを発揮している。
96 『コーカサスの虜』(セルゲイ・ボドロフ)
97 『ロシアン・ブラザー』(アレクセイ・バラバノフ)
98 「弦張り師」“The Stringer”(パウル・ポーリコウスキ)
『イースト/ウエスト 遙かなる祖国』(レジス・ヴァルニエ)
2000 「ロシアン・ブラザー2」“Brat 2”(アレクセイ・バラバノフ)
2001 「三文映画」“The Quickie”(セルゲイ・ボドロフ)
「姉妹たち」“Sisters”(監督も)
「熊のくちづけ」“Bear's Kiss”(セルゲイ・ボドロフ)
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