スタッフ&キャスト



1951年7月9日、カリフォルニア州サンタモニカ生まれ。祖父は名優ウォルター・ヒューストン、父は監督ジョン・ヒューストン。母のリッキー・ソマはロシア人バレリーナで、61年に両親の離婚後は、母とともにアイルランドで暮らす。69年に父の監督した『愛と死の果てるまで』に引っ張り出され、女優デビュー。しかし、70年の母の死をきっかけにモデルに転じ、後にペギー・フューリーのもとで演技を学ぶ。85年、やは り父の監督作『女と男の名誉』で演技派女優として高い評価を受け、アカデミー賞をはじめ、ロサンゼルス&ニューヨークの映画批評家協会賞助演女優賞など、その年の映画賞各賞を総ナメにした。88年には、異母弟ダニー・ヒューストンの監督デビュー作『ミスター・ノース/風をはこんだ男』にも出演。その後、アカデミー賞では、89年の『敵、ある愛の物語』で助演、『グリフターズ/詐欺師たち』で主演女優賞候補となり、95年の『クロッシング・ガード』ではゴールデン・グローブ賞助演女優賞候補となった。96年にはドロシー・アリソンのベストセラー実録小説を、ジェニファー・ジェイソン・リーをヒロインに迎えて映画化した『冷たい一瞬を抱いて』で監督デビュー、テレビ映画として製作されたが、カンヌ映画祭の《ある視点》部門で正式上映されたのをはじめ、アメリカ監督協会とエミー賞の最優秀監督賞候補になるなど、絶賛された。近年は、独特の凄みを持つ個性派女優として名バイプレイヤーぶりを発揮している一方、1967年のダブリンを舞台にした7人の子持ちの未亡人の奮闘を描いた監督第2作“Agnes Browne”では主演&製作も兼ね、99年のカンヌ映画祭《監督週間》に出品された。新作は、女性監督メアリー・アグネス・ドノヒューの“Time of our Lives”で、サリー・フィールド、スーザン・サランドン、ジェニファー・アニストンといった実力派女優たちとコラボレーションを築いた後、ジーン・ハックマン、グウィネス・パルトロウ共演のコメディ“The Royal Tenenbaums”、アンディ・ガルシアとミック・ジャガーの顔あわせが話題の“The Man from Elysian Fields”に出演している。私生活では、73年からジャック・ニコルソンとの長きに渡る恋人関係が有名だったが、89年に破局後、92年に彫刻家のロバート・グラハムと結婚している。テレビ出演作も多い。


69   『愛と死の果てるまで』 (ジョン・ヒューストン)
     『華麗なる悪』 (ジョン・ヒューストン)
     『ハムレット』(トニー・リチャードソン)ビデオ公開
76   『ラスト・タイクーン』(エリア・カザン)
     『カリブの嵐』(ジェイムズ・ゴールドストーン)
81   『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(ボブ・ラフェルソン)
82   『女優フランシス』(グレム・クリフォード)
84   『スペース・パイレーツ』(スチュワート・ラフィル)
     『スパイナル・タップ』(ロブ・ライナー)ビデオ公開
85   『女と男の名誉』 (ジョン・ヒューストン)
86   『ソウルビート・ストリート』(ブレイン・ノヴァク)ビデオ公開
     『キャプテン EO』 (フランシス・フォード・コッポラ)
87   『友よ、風に抱かれて』 (フランシス・フォード・コッポラ)
     『ザ・デッド/「ダブリン市民」より』(ジョン・ヒューストン)
88   『ヒューストン・アンソロジー』(フランク・マーティン)ビデオ公開
     『ミスター・ノース/風をはこんだ男』(ダニー・ヒューストン)
     『ハンドフル・オブ・ダスト』(チャールズ・スターリッジ)
89   『ロンサム・ダブ』(TVM/サイモン・ウィンサー)ビデオ公開
     『敵、ある愛の物語』(ポール・マザースキー)
     『ウディ・アレンの重罪と軽罪』(ウディ・アレン)
90   『グリフターズ/詐欺師たち』(スティーヴン・フリアーズ)
     『ジム・ヘンソンのウィッチズ』(ニコラス・ローグ)
91   『アダムス・ファミリー』(バリー・ソネンフェルド)
92   『ザ・プレイヤー』(ロバート・アルトマン)
93   『運命の瞬間/そしてエイズは蔓延した』
     (TVM/ロジャー・スポティスウッド)ビデオ公開
     『アダムス・ファミリー2』(バリー・ソネンフェルド)
     『マンハッタン殺人ミステリー』(ウディ・アレン)
95   『バッファロー・ガールズ』(TVM/ロッド・ハーディ)ビデオ公開
     『太陽に抱かれて』(ミーラー・ナーイル)
     『クロッシング・ガード』(ショーン・ペン)
96   『冷たい一瞬を抱いて』(TVM/監督のみ)
98   『バッファロー'66』(ヴィンセント・ギャロ)
     『フェニックス』(ダニー・キヤノン)
     『エバー・アフター』(アンディ・テナント)
99   “Agnes Browne”(監督も)
2000 『金色の嘘』(ジェイムズ・アイヴォリー)
     “Time of our Lives”(メアリー・アグネス・ドノヒュー)
2001 “The Royal Tenenbaums”(ウェス・アンダーソン)
     “The Man from Elysian Fields”(ジョージ・ヒッケンルーパー)