1965年10月13日、ノルマンディ地方セーヌ=マリティーム県ルーアン生まれ。国立演劇研究所で学び、マドレーヌ・マリオン、カトリーヌ・イージェル、ダニエル・メスギッシュに師事する。
90年にコメディ・フランセーズに入団、たちまち演技派男優の頭角を表わし、94年に正座員に昇格、99年12月まで劇団のトップ男優として在籍する。
代表作も、ボーマルシェの「セビリヤの理髪師」、モリエールの「タルチュフ」「スカパンの悪だくみ」など枚挙に暇ない。
また彼の演劇活動の様子は、96年の『コメディ・フランセーズ/演じられた愛』に収められたマリヴォー作、ジャン=ピエール・ミケル演出の「二重の不実」で垣間見ることができる。
映画では、91年にクロード・ピノトー「雪と火」“LA NEIGE ET LE FEUX”でデビューした後、92年の『L.627』に出演して以来、ベルトラン・タヴェルニエ監督の秘蔵っ子俳優として活躍する。
セザール賞では94年、第一次世界大戦下、バルカン半島で壮絶な戦いを繰り広げる部隊の大尉と部下の友情を描く『コナン大尉』で主演男優賞&有望若手男優賞でダブル・ノミネートされ、前者で受賞。
98年には『今日から始まる』でも主演男優賞候補となった。
舞台活動も旺盛で、99年10月にはアヴィニヨン演劇祭に「ヘンリー五世」のタイトルロールを演じて、参加している。
映画の新作は、ローラン・ショシャンの「夢の生活」“UNE VIE DE REVE”で、結婚式の前日に奇妙な夢を見る花婿を演じる。同時に、舞台出演150回記念作となる「グザヴィエ」は、妻アンヌ=マリ−・エティエンヌが演出を務めている。