相当危険なシーンの撮影も、自分でやっていましたね!
CG「オートバイの曲乗りね、すごいでしょう、楽しかったわ!本当に大好き!自分の出る映画に必ずあんな危険なシーンがあったら、どんなに嬉しいことかしら!
喧嘩のシーンとか、もう自分のコントロールがきかなくなると感じるような場面を演じるのが好きなのよ。本当に興奮するの」
あなたにスタントウーマンの面があるとは思ってもみませんでした。
CG「最初にオートバイに乗ったときは、まったく平気だったの。
でも二度目には、青ざめるくらいに恐くなったわ。不意に、どんなに危険かということが判ったのね。何しろ出せる限りの最高スピードで回るわけでしょう。ちょっと修繕した跡がある、円形の木の壁の34メートルの高さで、完全に水平になるんだもの!ハンドルの手が数ミリ狂っただけで、落ちてペチャンコになると思ったの!これはずいぶん昔からある見世物みたい。
運転手のノノ・ボーグランは、この職業をお父さんから引き継いだんですって。彼に身を任せて、とても安心することができたの。撮影が終ってから彼が話してくれたんだけど、何年か前、彼の母がやっぱり父と一緒にオートバイの曲乗りをしたんですって。お祭り騒ぎを楽しもうとやってきたんだけど、転倒して事故を起こしたらしいの。ノノ・ボーグランはそのことを後で打ち明けてくれたんだけど、それが後にも先にも彼が起こした唯一の事故だったんですって。それが母と一緒のときだったなんて!先に聞いてなくて本当に良かったわ……」
ルコントとの仕事はどうでしたか。
あれやこれや時間をかけるのでしょうか、それとも即興的に決めていくのでしょうか?
CG「むしろ早い決断を下す方ね。自分で構図を決める監督とは、実は一度も仕事をしたことがなかったの。おかげて仕事はやりやすかったし、成果もたくさんあったわ。カメラのレンズを通して見た視線以上に近くて、正確なものはないのだから。今では、監督のほとんどがモニターの前から動こうとはしないわね。カメラを覗くのとは、まったく別なものだと思うけど。時には、それで全体が見渡せるのだろうかと思ってしまうわ!
フィリップ・トレトンと仕事ができたことも、本当に嬉しかったの」
演技をすることにますます喜びを見出しているように見えますが?
CG「ええ、そうなの。というのも映画が持っている遊びの面、ゲーム性が好きなのだということを意識するようになったの。
そして、その遊びを、今では良くできた脚本や、ややりがいのある良い役を通して求めているという感じなのね。それを『ブッシュ・ド・ノエル』でつくづく感じて、再発見したというわけ。
この映画で、他の共演者と一緒に仕事をすることに何ともいえない喜びを見い出したわ。映画が大成功を収めたことも、もちろん理由のひとつだけれど、何よりも演技を楽しみながら、たくさんの喜びを経験できるのだということを再発見したの。それ以前は、自分を役に投入させることが喜びだった。でも、そのやり方は時にはほとんど自分を拷問にかけるようなものだったのね。
デヴィッド・マメット作の舞台『オレアナ』を演じたとき、多くの喜びを手にしたけれど、それは苦しみの中からだったという思い出があるのよ。あの頃はそれが自分の素直な気持ちだったのね。でも今は別なものが欲しいの」
「愛があれば、人は何だってできる」とローラは言います。
これについてどう思いますか?
CG「そのとおりだと思うわ。何だってできると思う。私はそう信じたいわね。
だって、無償の行為というのは、その根底に愛があるからでしょう。私はローラのその言葉を信じるわ」
けれども、ローラは殺人をそそのかすのですよ!
CG「そうなの。まさかと、びっくりしたけれど。
ほらね、私って結局、今はもうドラマに憧れていないのよ!」
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