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ここでは弊社の配給作品に限らず、フランス映画界の最新ニュースをお届けします。(毎週月曜日に更新) Report-Yuko TANAKA (PARIS) |
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28 OCTOBRE 2002 |
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3月にこのコーナーでマチュー・カソヴィッツ監督がロシアで宇宙飛行のシュミレーションテストを体験したとお伝えしたが、その理由がとうとう明らかに!現在、彼はモーリス・G・ダンテックの小説“BANYLON BABIES”の映画化にあたり、脚本を執筆中なのだ。未来を扱った複雑な構成のこの小説は「テクノ・スリラー」ということ。となるとカソヴィッツ監督は挿入される音楽も今までの フレンチ・ラップからテクノに鞍替えを余儀無くされる?撮影スタートは2003年の9月を目指しており、製作は彼の初期の作品からの仲であるクリストフ・ロシニョン氏。 |
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フランスでは『アルバトール』の名でカルト的人気を誇る松本零ニのアニメ「キャプテン・ハ−ロック」が、オリヴィエ・ダーン監督の手で映画化することが決定、現在その準備段階に入っている。この映画化に当たり、松本氏自身の意見が大きく反映されるのはもとより、同氏にヴィデオクリップを依頼したミュージシャンのダフト・パンクが音楽を担当、その他、テレビの人気司会者も製作参加とまさに「信奉者の集い」的な企画。関係者は資金集めとキャスティングに頭を痛めているところだが、ファンはこれが単なる「コスプレもの」に終わらないことを祈るのみ!しかし同監督はまず「クリムゾン・リバー」の続編の撮影が控えており、こちらに取りかかれるのは早くても来年末と見られている。 しかし作品のタイトルは「アルバトール」?「ハ−ロック」? |
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監督としての愛の三部作を完成させたジャン=マルク・バールだが、やはりそれだけでは止まらなかった!今年末に共同監督を務めたパスカル・アーノルドと共に第4作めの撮影に入ることになった。『傷付きやすい人たち』“VULNERABLES”とタイトルのついたこの作品は推理もの。ジャン=マルク・バール本人が出演するのはもちろん、共演には“TOO MUCH FLESH”に引き続きロザンナ・アークエット、そして「まぼろし」での再評価以来、ひっぱりだこのシャーロット・ランプリングの名があがっている。撮影はカリフォルニアとメキシコ、バール&アーノルド自身が製作、テレビ局TFIグループが共同参加する。 |
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10月24日から4日間に渡ってブルゴーニュ地方の町で開催された第12回ボーヌ映画祭。クロード・ルルーシュ監督をプレジデントに迎え、これから年内にかけて公開されるフランス映画の先行上映、プロフェッショナルを招いた討論会などが開催されたが、何といっても注目を浴びたのは同時開催された展覧会『タチラマの町』“LA VILLE EN TATIRAMA”であった。1949年の「のんき大将」から1973年の「パレード」まで6本の長編の製作時期は戦後から石油ショックまでのフランスの「栄光の30年」にダブるわけだが、この時代の代表的建築物を監督の作品と比較。専門家によるとタチ監督の作品全てが建築分野からも関心を惹くものであり、監督の持つヴィジョンは日本でも人気の高い天才建築家ル・コルビジェのものと通じるものがあるとのこと。1967年の「プレイ・タイム」では、開発地域ラ・デファンスにも劣らない?巨大セットをパリ郊外に立てたが、時の政府が撮影後に約束していた有効利用を断念したために、タチ監督個人が巨額な負債を抱え込んだのは有名な話。しかしこのセットは、後に「万事快調」を撮ったゴダール監督に大きな影響を与えており、まさにタチ監督の先見の明の象徴しているのだ。今回の展覧会では「僕の伯父さん」のウルトラ・モダンな家の10分の1の大きさの模型やデッサン、撮影風景の写真などが展示された。この展覧会は来年冬にオランダで開催されるロッテルダム映画祭でも開催される。 |
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フランス国立映画センター(CNC)が来年度の予算を発表した。まず全体予算は今年の4億8386万ユーロを下回る4億7827万ユーロ。これは2001年度の予測が余りにも楽観的であったことと、そして昨年のNYのテロ事件以来テレビ局からの収入が落ちたことから、今なお続く世界情勢の不安定さを考慮に入れた数字。しかし同センターは来年度の観客動員数を、好調だった2001年の1億8600万人を上回る1億8800万人と見込んでおり、それに関連して入場料に加算される税金収入もアップ、またDVDの売り上げが好調のことから販売時にかけられる税金収入も大幅に上がると目している。それでは、その予算の使い道は?というと、来年度の振り分けで特筆すべきは質の高い企画に貸し出される製作費の予算が10.1%アップすること。これで小・中規模予算の作品の資金調達にさらなる希望が。 |
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ワイン用のぶどうの収穫シーズンのピークを迎えたフランスだが、ジェラール・ドパルデューがジャン・レノと初共演するフランシス・ベベール監督の新作『若い恋人たち』“TOURTEREAUX”の撮影を抜け出して、ぶどう摘みに参加した。実はドパルデュー氏はフランス国内外に十数のぶどう園を持っており、今回現れたメーヌ・エ・ロワール地方のティネはその一つ。1989年の購入時には25ヘクタールだった土地が現在120ヘクタールまで広げられ、毎年50万本の高級ぶどう酒を生産しているとのこと。全て手作業で行われるハードな肉体作業のぶどうの収穫、ドパルデュー氏は「朝5時半に撮影を抜けて、8時にはぶどうを摘みはじめた」と鼻高々。しかしその後、見学に来た閣僚の一人と昼食会としっかり営業も忘れない、やっぱり「大物」であった…。 |
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21 OCTOBRE 2002 |
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出産と自らの監督作品に集中するため、しばらくスクリーンから遠のいていたソフィー・マルソーがアメリカ映画“LOOSELR BASED ON A TRUE STORY”に出演することが明らかになった。ドストエフスキの短編をベースにしたこの作品の主人公は作家。賭けに大負け、その返済の為に30日で小説を一本書き上げなくてはならなった彼はタイピストを雇うが、その彼女に恋をしてしまう…というストーリー。主演はルーク・ウィルソンとケート・ハドソン。それではソフィーの役はというと…彼が書く小説のヒロイン!で大金持ちの男性に言い寄られる役。…やっぱりフランス女性は世界中の男性の理想像? |
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さてそのソフィー・マルソーはフランス映画にもキャスティング。ディアンヌ・キュリス監督(『年下の人』)の新作『私は残る』“JE RESTE”がそれで、しかも相手役はソフィーと同じ日に監督作品が公開されたヴァンサン・ペレーズ。作品の内容は明らかにされていないが、撮影は来年1月にスタートする模様。しかしヴァンサン・ペレーズもひっぱりだこ。ヴァレリー・ブルーニ=テデスキと共演の『幸せはただ同然』“LE BONHEUR NE COUTE RIEN”(ミモ・カロプレスティ監督)が12月11日に、ギヨーム・ドパルデューと共演の『当番薬局』“LE PHARMACIEN DE GARDE”が来年1月15日にフランスで公開されるし、ベッソン製作の『花咲ける騎士道』のリメークの撮影も終わったばかり。そして年末には次回監督作の脚本執筆にとりかかるとのこと。この二人を見ていると…監督業は俳優業にも拍車をかける? |
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「フランスの思い出」や「フランスの友だち」の監督ジャン=ルイ・ユベールに気になる2本の新作。まず11月から準備にとりかかる『無限の愛を込めて』“AVEC INFINIMENT D'AMOUR”は女性のシリアル・キラー物。「TAXI」のフレデリック・ディーファンタルが主演で、撮影は来年2月にスタート。そして来年の夏に撮影がスタートする『3人の女の子』“TROIS PETITES FILLES”では思春期の3人の家出を描く。「現代社会の子供達は、離婚再婚がくり返される崩壊した家族体系の中にいて、とても強く、同時にとても弱い存在。」と語る同監督。今までの作品のように監督自身の子供の一人ポーリーヌが出演する他、リシャール・ボーランジェ、ベルナール・ジロドーら常連の俳優も参加。そして何と言っても最高のゲスト…ジョニ−・デップとヴァネッサ・パラディ!が予定されている。 |
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このコーナーで以前お伝えしたジャン=ジャック・アノー監督の新作『兄弟』“DEUX FRERES”。「子熊物語」に続く動物もので、1920年代を舞台に二頭のトラの兄弟の運命を扱った作品だが、そのキャスティングに「メメント」のガイ・ピア−ス、フランスからはクリスチャン・クラヴィエが加わった。コメディ畑で知られるクリスチャン・クラヴィエは兄弟のステファン・クラヴィエが監督、アリエル・ドンバールやジュリー・ガイヤと共演するコメディ『ラブリー・リタ』“LOVERY RITA”の出演が決まっているが、現在、テレビ局フランス2で放送中の『ナポレオン』などシリアスな役も増えてきたところ。この作品ではフランス大使を演ずる。製作費用6000万ユーロがかけられる“DEUX FRERES”、10月21日に撮影がカンボジアでスタートし、6ヵ月後にタイで終了する予定。 |
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先週、来年開催されるオスカーのベルギー代表作をお伝えしたばかりだが、フランスの代表作が11月15日に発表になった。ユニ・フランスの代表ダニエル・トスカン・デュ・プランティエ氏やカンヌ映画祭のティエリ・フレモ−氏らからなる選考委員会が選んだのは…豪華キャストでフランスのみならず海外でもヒットしたフランソワ・オゾン監督の『8人の女たち』“8 FEMMES”。通来、オスカーの外国語部門には芸術作品やドラマティックな作品が好まれるので、ひねりのあるオゾン監督の作品選出は異色では?この作品、アメリカでは9月20日に公開され、1700万ドルの興高収入を上げてトップ20に入る勢いを見せており、オスカーの他の部門にノミネートされる可能性も。5部門にノミネートされた昨年の代表作「アメリ」とどこまで張り合えるかも見物? |
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カイエ・デュ・シネマと向こうを張る映画批評雑誌ポジティフが50周年を迎え、それを記念するフェスティバルがパリのフォーラム・デ・イマージュで18日間に渡って開催されている。この映画祭の特徴は創刊された1952年から2002年まで、1年一本の作品を選んで上映すること。ブニュエル、ビスコンティ、ワイダ、アントニオーニ、カザン、バーグマン、キューブリックら巨匠や、ヌ−ヴェル・ヴァーグと同じ時期に起こったムーブメントでポジティフが擁護した「ヌ−ヴォー・シネマ」を代表するアニエス・ヴァルダ、アラン・レネ、そしてチェコのアニメーションからスコセッシ、ヴェンダース、アレンまでと実に多彩な顔ぶれ。しかも今ではなかなかお目にかかることのできない作品も多く、映画ファンにはたまらないチャンス。日本からは大島渚監督の「儀式」が1972年を代表して選ばれている。ちなみに2002年の代表作はカンヌに出品されたクロネンバーグ監督の“SPIDER”。 |
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15 OCTOBRE 2002 |
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旦那さまはフランス国内で、奥様は世界中で引っ張りだこのカッセル&ベルッチ夫婦に7回目の共演作が決定した。2000年3月にフランスで公開され「久々の本格ホラー」と評価された『犯罪の現場』“SCENES DE CRIMES”のフレデリック・ショーンドルファー監督の第2作めにあたる『シークレット・サービス』“AGENTS SECRETS”は、フランスの情報機関DGSFを舞台にした作品。共演にはやはり前作に出演し、名コンビ役を披露したシャルル・ベルリングとアンドレ・デュソリエ。製作費用は1400万ユーロ、撮影は2003年2月末にスタートし、フランスからドイツ、スイス、アフリカ、レバノンを回る予定。 |
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1965年にテレビ放映されて以来、親子3世代を通して愛されてきたフランスのアニメキャラクターPOLLUXが3Dを駆使したフランス・イギリス合作に映画作品として生まれ変わることになった。セルジュ・ダノ原作による『魔法のメリーゴーランド』“LE MANAGE ENCANTE”というタイトルのこの作品は、悪の力を阻止することができる犬POLLUXとその相棒たちの物語。フランスでヒットした後、ブラック・ユーモア満載のイギリス版が作られ、それも人気を博した。製作費は1300万ユーロ、メインとなるプロデューサーはフランス側だが、製作には「チキン・ラン」のスタッフが参加、大手のパテが共同製作としてバック・アップし、2004年中盤に公開を目指す。もちろん世界を視野にいれたプロジェクトで、その証拠に英語版の吹き替えは…カイリ−・ミノーグとロビン・ウイリアムス! |
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監督業にも精を出すマチュー・アマルリックが現在、3作目の長編にあたる『不釣り合い』“LA DISPARITE”の撮影中。しかしこの作品はテレビ局アルテのシリーズ『男性/女性』“MASCULIN/FEMININ”の内の一作。主人公のフィリップは映画監督。男女関係という難しいテーマにした作品の依頼を受けており、また同時に自身の妻である有名な女優ジュリアの主演している作品の仕上げ段階にも取りかかっている最中…と、まさに彼と長年の伴侶で昨年別れた(しかしその後は不明…)ジャンヌ・バリバとの関係を思い浮かばせる内容。監督として、男性としての苦悩を描いている? |
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サミ・ナセリらを筆頭にここ昨今のフランス映画界におけるアラブ系移民のパワーは目を見張るものがあるが、そのアラブ人社会を女性の視点から描いた作品『インシャラ、日曜日』“INCH'ALLAH, DIMANCHE”でデビューした女性監督ヤミナ・ベンギギはその一人。その彼女の新作に「アメリ」のジャメル・デュブーズ、「猫が行方不明」のジヌディヌ・ジダンが出演することに。同作はフランスの地にイスラム教の信徒を埋葬することの難しさを描いており、人気コメディアンのジャメルにとってこれが初のシリアスな役となるのか?が見もの。そして前作にも出演していたマチルダ・セニエが彼等に花を添える?しかしジャメル君、先日開催されたマラケッシュ映画祭で、モロッコに映画スタジオを設立することも発表しており、なかなか祖国に思い強い様。 |
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今年のカンヌ映画祭の公式コンペティション作品で主役のオリヴィエ・グルメが見事に主演男優賞を獲得したダルデンヌ兄弟監督の『息子』“LE FILS”が、来年開催されるオスカーのベルギー代表作品に早々と決定した。アカデミー賞の外国語作品部門はまず各国が代表作品を決め、その中からノミネート作品が選ばれる仕組みになっているが、ダルデンヌ兄弟は前作「ロゼッタ」ですでにチャレンジ、しかしノミネートまでに至らなかった過去を持っている。そして今までにベルギーの作品が同賞を獲得したことはなく、狙って行くことはまず確か。ちなみにフランス代表作品はまだ発表されていない。 |
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その「ロゼッタ」に素人として初出演し、やはりカンヌの主演女優賞に輝き、その後、女優の道を進んだエミリー・デッケンヌが7月16日に女の子を出産していたことが(遅らばせながら!)明らかになった。彼女は現在21才、MYAちゃんと名付けられて赤ちゃんの父親は明らかにされていない。しかしここ1〜2年、フランス映画界の若手女優はレティシア・カスタ、ヴィルジニー・ルドワイヤン、エロディ・ブシェーズ、ルー・ドワイヨンなど「ブーム?」と思われるほど、出産ラッシュが続いている。しかし今週公開されたミシェル・ブラン監督の作品でのルーのお腹はまだぺったんこ!(それもかなり過激シーンの連続)だし、彼女たちの妊娠姿がパパラッチされることもあまりないし、もちろんすぐスリムなボディに戻っている。一体、みんないつの間に出産してるの?そういえば、シャルロット・ゲンズブールにも第2子出産間近との噂が再浮上。今回は本当? |
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カンヌ映画祭の『監督週間』 部門のトップ、マリ−=ピエール・マルシア女史の降番劇はこのコーナーでも7月にお伝えしたが、その後任がフランソワ・ダ・シルバ氏に決定した。現在40才、ポルトガル系の同氏は南仏を中心にアート系映画館のプログラムを20年に渡って担当してきたが、映画祭の作品選考の経験は一切なし。数人の候補者の中から選ばれた訳だが、『監督週間』を統括するLA SOCIETE DES REALISATEURS DE FILMSはあえて「選考委員の世界にいない」人物を選んだとか。前任のマルシア女史は才能のある無名の監督を発掘する能力を評価されてきただけに、 シルバ氏の手腕には厳しい目が集まりそう。その評価は来年の5月? |
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7 OCTOBRE 2002 |
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今週公開になったパトリス・ルコント監督の新作『列車の男』に出演したジョニ−・アリディ。ロック歌手としては40年以上もトップの座を守り続けるスーパー・スターだが、今回、この作品での演技に賞賛の声が上がっている。実は11才の時に子役デビューして以来、ゴダール監督やコスタ・ガブラス監督の作品などコンスタントに映画出演してきたジョニ−。しかし、今まではそのあまりに強烈なキャラクターが勝ってしまい「俳優をしているジョニ−」のイメージがぬぐいきれなかった。だが『列車の男』の中では、名優ジャン・ロシュフォールとの対等の演技をし、俳優としての才能を初めて開花させたと評価された。時代遅れのロックスターが、今回の名演技によって、彼の過去の功績を再評価しようという気運がフランスジャーナリズム全体に拡がっている感じだ。その証拠に、今回の作品にELLE FRANCEのような女性誌から週刊誌、テレビ情報雑誌、そしてカイエ・デュ・シネマのようなお固いインテリ映画批評雑誌までがそろってインタビュー記事を掲載しているところ。さすが国民的スター!しかし実生活では、30才近く年下の奥様を大切にするよき旦那様でもあり、それも彼の魅力の一つ? |
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そのパトリス・ルコント監督に次回作のニュース!しかも「仕立て屋の恋」に出演したサンドリーヌ・ボネールが主役なのだ!そして共演は…ファブリス・ルキーニ!『親密すぎる打ち明け話』“CONFIDENCES TROP INTIMES”というタイトルのこの作品は、初めて精神科医を訪ねる女性が間違って別の扉をノックしてしまう。そして間違えられた方も本当のことが言えず…というサスペンス仕立てのコメディ。監督曰く「最初はヒッチコック調で始まり、最後はクロード・ソーテ風に終わる」とか!?しかしここで問題?が!実は本作の撮影は2003年の4月スタートとまだまだ先。したがって私達の前にお目見えするのも、大分先の話になってしまうのだ。いままで年に1本のペース、そして今年は『歓楽通り』と『列車の男』の2本が公開、とハイ・ピッチの作品作りで知られるルコント監督にしては珍しいインターバル。このお休み期間が、素敵な作品として現れることに期待! |
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ヨーロッパや日本などでもヒットした「クリムゾン・リバー」の続編についてプロデューサ−のアラン・ゴールドマンから発表になった。まず主役のマックス役はヴァンサン・カッセルからブノワ・マジメルに、監督もマチュー・カソヴィッツからオリヴィエ・ダーンに交代。ニエマン役は変わらずジャン・レノが続投となった。ブノワ・マジメルとダーン監督はすでに仕事済みで、つまりこのシリーズはカソヴィッツ&ヴァンサン組といい監督&俳優のコンビを重視している?そして脚本はリュック・ベッソンが担当。タイトルには『 黙示録の天使たち』“LES ANGES DE L'APOCALIPSE”というサブ・タイトルがつく。撮影2003年の1月にスタート。フランスのロレーヌ地方とドイツのバヴィエールを回る。製作費用は2500万ドル。 |
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意外と知られていないのだが、シャーロット・ランプリングはイギリスで育ったイギリスとフランスのハーフ。その彼女がイギリス人監督ライク・ホッジの新作に出演することになった。“I'LL SLEEP WHEN I'M DEAD”はその意味深なタイトルからも伺われるように、本格的スリラー。引退して森の奥深くで暮らす元ギャング・スターが弟の復讐のためにロンドンに戻ってくる…というストーリー。この作品の中でシャーロット・ランプリングが演じるのは、ギャング・スターの昔からの友人で、神秘的な女性ヘレン。共演者の中では「時計じかけのオレンジ」などで知られる名バイ・プレイヤー、マルコム・マクドウェルの名が入っている。 |
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1998年の「愛する者よ、列車に乗れ」(パトリス・シェロー監督)以来、スクリーンから遠ざかっていたジャン=ルイ・トランティニャンに久々の映画出演。『ジョニスとジョン』“JANIS ET JOHN”はサミュエル・バンシュツリット監督の初作品。この監督は昨年の舞台『プラット・ホームでのコメディ』“COMEDIE SUR UN QUAI DE LA GARE”でトランティニャンを演出済み。同舞台で共演した娘のマリ−・トランティニャンを初め、セルジ・ロぺス、フランソワ・クルゼ、クリストフ・ランベールらが豪華なメンバーが共演することに。作品のストーリーは未発表だが、「アメリカン・ビューティ」や「ジョン・マルコビッチの穴」のような、ちょっとずれたコメディになるとか!? |
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アメリカで7月に公開されて以来、120万ドルを超えるヒットとなったシネマパリジャン配給、ジャック・オーディアール監督の「リード・マイ・リップス」。全米の批評家が全員一致して賛辞したこの作品に、(当然のことながら?)早々とリメークの企画が浮上した。フランス側のプロデューサーにきたオファーの数はなんと十数件にのぼり、その中から選ばれたのは「レインマン」、「バンディッツ」のバリー・レヴィンソン氏。まだ監督やキャスティングは決まっていない。さあ、セザール賞を沸せたこの作品の質にどこまで近付けるかが見物? |