「リアリティ・バイツ」、「ガタカ」などの主演作で、日本でも人気の高いアメリカの若手の人気男優。今年のアカデミー賞では「トレーニング・デイ」の好演が認められ、見事、助演男優賞候補となった。
1970年テキサス州オースティン生まれ。後にニュージャージー州に移り、プリンストンのマッカ―ター劇場で演技の勉強をする。この劇場で上演された「セント・ジョン」が初めてのプロとしての仕事となった。ハイスクール時代は「ロミオとジュリエット」、「ガラスの動物園」などの舞台に立ち、英国のブリティッシュ・シアター・アソシエイションやピッツバーグのカーネギー・メロン大学などでも演技を磨く。ナショナル・アクターズ劇場の「かもめ」やシカゴのステッペン・ウルフ劇場ではサム・シェパードの「埋められた子供」(ゲイリー・シニーズ演出)などの舞台にも立った。
映画はジョー・ダンテ監督の「エクスプローラーズ」で85年に演技デビュー。89年のピーター・ウェアー監督の「いまを生きる」で気弱な転校生を演じて、その演技力が高い評価を得た。その後はジャック・レモンの孫を演じた「晩秋」(90)など、出演作を増やす。94年のリチャード・リンクレイター監督の「恋人までの距離(ディスタンス)」や95年のベン・スティラー監督のヒット作「リアリティ・バイツ」では、ナイーブでクールなアウトサイダーを好演。新しいタイプの青春スターとして、日本での人気も急上昇した。97年には異色SF「ガタカ」では劣等感のある宇宙飛行士を演じて評価される。共演した人気女優ユマ・サーマンとのロマンスも生まれて、ふたりは結婚。その後、2児が誕生した。2000年にはニューヨーク・インディペンデント界の個性派監督マイケル・アルメレイダの新感覚シュイクスピア作品、「ハムレット」で主人公を演じて批評家に絶賛された。
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