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ニコラの夢想は決して特別なものではない。私の映画にはよく“ほんの少し異常な人びと”が登場すると言われますが、そうじゃない。彼らはみな“他の人と同じように異常”なだけなのです。 |
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ぼくは、ある特殊な状況下にいる子供のことを知りたかった。あの子たちはいったい心に何を感じたのだろう。現代社会では恐怖が日常化して、私たちは感覚が麻痺してしまっている。でもあの子たちの心の傷を思うと、なんともやりきれない気持ちになってしまうんだ。 |
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ぼくとニコラは正反対の人格なんだ。彼はひとりぼっちさ。いつも誰かに関心を持って欲しいって、信号を送っている。だけど誰も気付いてくれない。だから恐ろしい夢を見ちゃうんだ。でも、ニコラになりきったら、本当に怖くなっちゃった。 |