日溜まりのぬくみそのもののような映画だ。
素朴な人の心と、その友情が、
今を生きるわたしたちをやさしく癒してくれる。

20世紀が喪失した真の豊かさがここに蘇る。
過ぎゆく「いま」が不可逆ゆえに輝いているという素朴な真実も。

夢のような美しさと心豊かさが、
いつまでもいつまでも、
私を幸わせ気分いっぱいにしてくれました。



ドラマチックなエピソードや大事件ばかりでなく、
友情や小さな恋やカエル釣りの名人であったという想い出が、
本当は大切なんだということを、この映画はささやいているよう。

なんて甘酸っぱい映画なのでしょう。
沼で生活がこんなにもベルエポックでドラマチック。
そして運命の赤い糸が絡み、また結び。
久しぶりに心の洗濯が出来ました。

一年を通して四季があるように、人間の一生にも四つの季節が訪れる。
クリクリから小さな優しさを貰いました!

「奇人たちの晩餐会」のジャック・ヴィユレが出てて嬉しかった!
涼しい風吹かせてくれる映画です。

何気ない日常の中に、ゆったりと流れる時間……。
帰り道、清々しい香りに包まれているのに気づきました。
私も、クリクリのような純粋な眼をいつまでも持ち続けたいな……。

俳優さんの自然で存在感のある演技。
さりげなく描かれている人間模様の切なさに、
いたく感動しました。



いつか我家も、湖のほとりの手造りの家で暮らそうと思っている。
我家にもクリクリのような三女がいて、コンコンと呼んでいる。
家族みんなで観た。観終えたとき、みんなが僕にくっついていた。
心が熱くなった。

布団の中に潜り込んだ瞬間の安心感のような、
ヒトの気持ちの優しい部分を存分に与えてくれた、そんな映画でした。

クリクリの夏は、粋な男たちの夏だった。
幸福なんてしょせん儚いものだからこそ、
無邪気に戯れるオッサンの姿に涙が止まらない!



南仏の美しい光。役者の優しい表情。スクリーンに魅力いっぱい。

むしょうにワインが飲みたくなり、
昔のようにカエル取りに行きたくなりました。
もちろんクリクリにも会いたいな。

ガリスとリトンのコンビが大傑作!
素敵な笑顔の人々が織りなすドラマに、
人生のほろ苦さをちょっぴり感じる。
 

生きていることの歓びに溢れていた時代を爽やかに描いて秀逸。
僕も幼少の頃故郷の沼地で遊んだ記憶があり、
釣り針を使わないザリガニ釣りをした、
あの夏の日を思い出してしまった。

こういう映画の嫌いな人は、根性の悪い人だと思う。